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見本刷り

覚え書き

本日見本刷りが自宅に届きました.印刷の乾き具合が天候の影響を受けるのだとか聞いていましたが,予定通りに無事出来上がったようです.パラパラとめくったところでは大きな問題はなさそうです.チェックを漏れてしまったミスもあるかと思いますので,なにか見つけたらこのブログで訂正します.ついでなので,,本書の目次を以下に紹介します.

第1講 JMP ではじめる―20% でもこれだけできる
1.1 準備する
1.2 メニューを眺める
1.3 使ってみる
1.4 用語について
第2講 JMP で分析する―データから発見する
2.1 データの下ごしらえをする
2.2 データを吟味する
2.3 データを概観する
2.4 データを探る
2.5 データの規則を発見する
2.6 データを見せる
第3講 JMP で問題解決する―統計的問題解決とは?
3.1 統計的問題解決の背景
3.2 実験計画を立てる
3.3 モデリングする
3.4 最適化する
第4講 JMP で実戦に挑む―統計的問題解決の実際
4.1 統計的問題解決の手引き
4.2 演習 化合物合成工程の最適化
第5講 JMP でイノベーションを目指す―KKD からサイエンスへ
5.1 意思決定する
5.2 壁を越える

第1講と第2講とでは,統計的問題解決の準備段階で使うJMPのデータ分析機能がテーマです.更に,第3講では統計的問題解決に必須なJMPの機能の解説に重点を置きます.第4講で「統計的問題解決の手引き」を示し,それを基にした例題を実習します.第5講では,統計的問題解決の高度な応用例を示しています.この講は少しだけ他よりも内容が難しいかもしれません.入門と銘打っているので,編集段階でこの部分を割愛してビッグデータ関連の講と差し替えることも考えましたが,悩んだあげく,入門者が目指す最高峰を示すのも入門書の役目と考え,敢えて残しました.

ページ数の関係で説明も急ぎ足になっていますので,必要な皆様には何らかの形でこの部分を補足説明する予定でいます.今考えているのはSAS社との共催で,問題解決ゼミのようなものを開催することです.更に,JMPer’s Meetingとして本書の出版記念セミナーも開催していただけくことになっていて,その場でも第5講に関して実演して補足説明する予定です.オフサイトミーティングもして頂けるとのことで今から楽しみにしています.このセミナーについては詳細を後日このブログに載せます.

それではまた.

統計的問題解決研究所

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