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JMP

書籍サポート

『JMPではじめるデータサイエンス』正誤表(2021年2月更新)

先週,JMPのサンプルデータの間違いについて書いたけど,自分の本『JMP ではじめるデータサイエンス』でも,今まで見つけた間違いを修正しておきます. 読者の皆さまへ,初版に下記の間違いがありましたので,ここにお詫びして下記のとおり訂正いたします.1.p.73 の 6 行目の JMP くんのセリフ内のファイル名変更前)h30_hoken_tokei_03.xlsx 変更後)h30_hoken_toukei_05.xlsx*2019 年 1 月 28 日の時点では,ファイル名は「h30_hoken_tokei_03.xlsx」でしたが, その後ダウンロード元でファイル名が変更されま...
JMPではじめるデータサイエンス

パラレルプロットのすすめ

JMPにはいろいろと好きな機能があるんだけど,「パラレルプロット」はそのうちの一つ.多次元データの可視化のためのグラフだから,実験計画のデータやモデルの可視化によく使います.とはいっても,JMP固有のグラフっていうわけじゃなくて,Pythonのmatplotlibを使っても描けます.だけど,その前にpandasでデータ構造を並行座標系にしとく必要があるので手軽じゃない.それに,このグラフ単独で何かを結論することは少ないから,JMPの要素機能特にダイナミックリンクととても相性がいいと感じてる. 数バージョン前から「グラフビルダー」にも搭載されたので,「段組み」とかを使うことでますます使い...
統計リテラシー

(2000年の)アメリカ大統領選挙をJMPで見る

アメリカの大統領選挙の結果はどうもすっきりしない感じですね.最新の統計学を駆使した予測が当たったとも言えるし,その一方で統計学は今回の結果に明らかな異常を捉えているみたい.組織的な不正があったという陰謀論も取り沙汰されているけど,「Pennsylvania 2020 Voting Analysis Report」という11月16日にリリースされたレポートを読むと,何かはあったような気はします.このレポートのグラフにJMPが使われてるというのを,SASにいらしたDOEの大家,Louise Valenteさんに教えてもらったので読んでみました. このレポートはScribdにあります.日本で...
統計リテラシー

大統領選挙の話(予測は難しい)

つい最近も予測は難しいって書いた気がするけど,最近ニュースを読む度にそのことを思い起こす.つい最近も,アメリカの大統領選挙で,圧倒的にトランプが劣勢という予測結果が報道されてたけど,よくみたら出所はあの538(Five Thirty Eight)だった.538というのはアメリカの大統領選挙の選挙人団の人数なんだけど,この名前からわかるようにルーツは大統領選挙の予測サイトがルーツだった.前回の選挙で大はずれして消滅したかと思ってたけど,まだあるんだね.最新の予測では538人の選挙人のうち356人をバイデンが獲得する見通しとのことで,トランプ大敗なんだけど,さてどうなるんだろ? 因みに,こ...