『統計学のやさしい授業』の練習問題の解説を少しづつ続けていたのだけれど，ここ最近は時間が取れなくて中断してます．申し訳ないです．GW前には再開しますので，しばらくお待ちください．
さて，時間が取れない中でもJMPは使っているのだけれど，JMP17で便利になったと思うのは「プラットフォームの環境設定」ですね．一番上の階層の赤三角メニューの一番下にあります．ここには，以前んからローカルデータフィルタ，やり直し，スクリプトの保存，の三つが並んでいましたが，ここに「プラットフォームの環境設定」が挿入されました．
JMPのレポートはデフォルトでも使えるように工夫されているけれど，環境設定のプラットフォームからデフォルトを変更すると，更に見やすくなるものもあります．「多変量の相関」の「相関」レポートは邪魔と感じることもあるので，人によってはデフォルトで非表示にしていたりもします．
今までは，このような設定はファイルメニューの「環境設定」からプラットフォームのタブをクリックしてずらりと並ぶプラットフォームの中から探す必要がありました．一応それらの並びは，ローマ字＞ひらがな＞カタカナ の順になってはいるのですが，正直探すのが大変でした．
JMP17では「プラットフォームの環境設定」のサブメニューの「開く」で直ちに辿り着けます．「変更の保存」を実行すればもっと簡単かと思ったのですが，どうもバグがあるみたいで間違った設定が保存されるようです．近々，SASの方とお話しする機会があるので，そのとき確認してみます．
ところが，残念なことに「プラットフォームの環境設定」は下の階層の赤三角ミニューにはないのですよ．私のセミナーでは，多変量の相関の散布図行列に確率楕円を描くことをお勧めしています．因みに，このとき，楕円の線は引かないで色だけつけるのが上品と個人的には思います．ここら辺はお好みでお試しください．
「散布図行列」レポートのデフォルト設定もメニューから保存できると便利なんですけどね．SASにリクエストしてみようかな．それでは．
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