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いよいよ来週はDiscovery Summit

講演

今年もオンライン開催ですが,昨年の収録済みのビデオを配信するという形式から部分的なライブ配信も取り入れる試みをしています.一つは発表後にQ&Aセッションの場を設けること.そして,Networking with committee membersというセミライブイベントが1日目の午後に予定されています.私は2日目にも発表があるので,連日参加です.

参加申し込みはまだできるので,興味ある方はここからどうぞ.

先週はそのイベント用に「推しのJMP機能」の収録をしていました.一発どりをしたら持ち時間を超えてしまったりして,途中で一度つなぎ合わせています.今回試しにジャーナルを使ってみましたが,このようなプレゼントいうより気軽に自分の意見を話のに向いているとあらためて感じています.

発表のほうは,顔出しはさけてアニメーションでJMPくんになり替わって話してます.リップシンクも仕込んだかなり本格的なものなので,ぜひご覧になってください.正直,バ美肉(ばびにく)はちょっと引くものがあるのですが,JMPくんなら許容範囲です.但し,声は地声のままです.ボイスチェンジャーを使っても良かったんですが,30分足らずの動画にそこまですることもなかろうと.

今回,バーチャルキャラクターで発表するノウハウが溜まったので,おそらくリアルタイムでもキャラクターで発表できます.許されるなら,来年はオンライン参加したいなとも思っていますが,来年のSummitはどうなるでしょうね.各所で対面による従来通りのセミナーが開催されるようになってはきましたけど,確実に来ると言われている第六波もいまのところその兆候は見えないので,この調子でいけば,少なくともSummit Japanは開催できそうです.また対面でいろいろな方とお話しできる日がくることは嬉しいですが,このコロナで得た体験というか経験は活かしていきたいです.

オンラインセミナーを実施する前は,デメリットばかり懸念してましたが,今ではそればかりではなくメリットも無視できにと思ってます.効率とか集中ではオンラインのほうがかなり高いと実感しています.これは講師側だけでなく生徒側にとっても言えることで,実際,大学ではオンライン授業で,できる学生とそうでない学生との差が大きくなってきたそうです.オンライン授業では,情報が時間的空間的に集中していてノイズも入らないので集中できます.質問もしやすいので,某大学では質問者の数がかなり増えたと聞いています.このようなオンライン授業のメリットを活用できる生徒にとっては優れた方式なのでしょう.一方で,授業に集中していない生徒が散見されるのも事実です.

講師側にとっては,オンライン授業は機材持ち込みがしやすいという点ではやりやすいです.現在は3台の機器を使ってオンラインでセミナーしてますが,従来のオンサイトではそれは無理です.生徒の顔の表情が見えるといういうのが対面方式の最大のメリットですが,実は私の場合,PCを見る眼鏡では生徒の顔は良く分からないのです.ですから,顔出しありのオンラインセミナーが一番助かります.まだ企業の多くでは,PCカメラをOFFにしているので,このメリットは甘受できないのが残念です.

コロナで否応なく始まったオンライン化の流れが,それが終息するにつれてどうなっていくのか.大学の単位取得のためには,最低でも50%(うろ覚え)は対面での授業が必須とされていたのですが,この2年はその制約が免除されていました.来年から,この制約が元に戻ることが決まっています.世界で見るとまだアフターというには早いような気もしますが,少なくとも日本の大学はアフターコロナに移行します.

コロナで経験したノウハウや技術を今後に向けて活用していこうと考えていて,そのための試みが今回のSummitで発表です.

それでは.

統計的問題解決研究所

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