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新着記事

JMP

ワクチンは我が身のためならず

JMPや実験計画だけでなく,統計リテラシーを講義することがあります.新人研修の一環であることが多いけど,年配の方も一緒に聞いていただくこともあって,自分としては楽しみなセミナーです.データサイエンスの講座と違って,対象の間口が広くする必要があって,身の回りから題材を取る必要があるのが少し大変です.根底には統計がある題材を選んでいるけど,表面的にはメディア・リテラシーのセミナーのようになってしまう. どうせならメディア・リテラシーも兼ねようと,古いネタは入れ替えるようにしてるので,日常的にStat Spotting(統計情報の定点観測)が欠かせません.ネットでニュースを読むときは,いつも...
JMP

JMP16はじめました

ようやくJMP16をインストールできました.何が変わったのかという情報はカタログレベルでは知っていたし,SAS社主催の新機能紹介セミナーがオンラインで開催されてたので,その第一回だけは聴講しました.だけど,2回目以降は仕事の都合で聴講できず.せっかくオンラインなんだから,参加時間をフレキシブルにしてもらえるとありがたいのですけどね.会社のPCでしかJMPを使えないという人も多いから,勤務時間外の開催は難しいのかもしれません. そんな事情で,今になって実際に操作してみると「おお」と思うことが多々あって,コロナで刺激が少なくなった昨今では久しぶりに興奮しています.『統計的問題解決入門』はJ...
統計リテラシー

基準について考える

コロナ感染拡大の当初であればまだしも,1年以上になるのに今だにお役所のデータの扱いがなってないと思うことがあります.例えば,この記事. 重症者の集計、基準はバラバラ 厚労省が修正して大幅増 リンクを踏みたくない人のために内容を書くと,コロナ重症者の厚労省基準が,(1)集中治療室(ICU)等で治療(2)人工呼吸器を使用(3)体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用ということだったので,今までHCUの患者が集計から抜け落ちてたから,今度から入れた数字を発表するよ.ということらしいです. で,その結果がこれ.大阪の重症者数がいきなり83名も増えたのはこのためです.何も知らない...
統計リテラシー

ステレオタイプとプロトタイプ

うちはAIにして業績が倍になったという人がいたので,AIで何をしたのか聞いたところ,今まで単回帰で予測していた売れ筋予測を重回帰にしたという実際にあった話.以前,話ししたかもしれないけど, AIという言葉がメディアに出るたびに思い出してしまう.AIという言葉の中身を知らないで使う人やメディアが多すぎてうんざりするけど,知っている人でも,儲かるから意識して使っている節がある. 日本人は,AIのようなパワーワードに弱いのでは?などと常々考えてたけど,AIの背後に人間性を感じるのは,日本人に多いのだそうです.それはおそらく,古くは鉄人28号とかジャイアントロボとか,人間性を持ったロボットに親...
JMPではじめるデータサイエンス

密とソーシャルディスタンス

全国的なコロナ流行の影響で運動会を中止にする小学校も出ているそうです.運動会は嫌いな子もいるけど,悲しがってる子もいるだろう.高校だけど,私の母校は運動会が盛んでそれこそ1年のメインイベントだったので,その気持ちは痛いほどわかります. 「棒倒し」とか「100人ラグビー」とか色々と変わった種目があって,その練習は放課後はもちろん,昼休みもやるのですよ.そうなるとお昼ご飯を食べることができないので,当然早弁と言って休憩時間にに弁当を食べるわけです.それもクラス全員が.今にして思えば,バンカラな校風だったですね.共学だったけど,女子も早弁をしていたのが印象に残っています. 運動会を中止...
JMP

STIPS

SAS]社が提供しているSTIPSというオンラインの教育コンテンツがあります.STIPSは,Statistical Thinking for Industrial Problem Solvingの略で「問題解決のための統計的思考」ってベタな訳がついてる.内容はよくできてるんだけど,統計的思考ってのが個人的には引っかかるものがあります.思考しているだけでは,問題解決できないからね. 大阪大学と京都大学の連携人材育成プログラムもSTiPSと言うらしい.こちらは,iが小文字でScience and Technology in Public Sphereの略です.Public Sphereとい...
JMP

変異株をJMPで見る

今年も去年同様に外出しないで過ごす連休となってしまいました.コロナウィルスの性質は既によく知られていたので,変異株が入り乱れる今の状況は当然予想されて然るべきでした.こうなると,今後の展開は偶然の結果次第なので,Googleだろうが誰であろうが予測不能なはず.この状況は地震と似ている.地震がいつ来るかは基本的に予測不能だから,その不確実性のもとに生活している私たち日本人には,今の状況に対処する素養があるはず.様々なケースを想定した準備と心構えが,今のコロナを乗り切るには重要なんだと考えてます. ということで,今日は時間ができたので,連休明けのセミナーのネタ探しを兼ねてJMPで遊んでます...
JMP

JMP用のPCを購入する

日常的な業務にはMacを使ってますが,仕事ではJMPのWindows版を使う必要があるので,WindowsのノートPCも持ってます.本当はJMPもMac版で使いたいんだけど,オンラインセミナーでは自分のJMP画面を共有することも多いので仕方ないかなとあきらめてます.見た目が若干違う程度なら問題ないけど,テーブルの新規作成のメニュー名称が異なってたりするからね.生徒にいらぬ混乱を与えたくないです.その他にも「環境設定」のOSに依存した項目なんかも違う.クリティカルではないかもしれないけど,講師と生徒のバージョンはできるだけ揃えておくべきです. 今のWindows PCはDellのノートだ...
実験計画

実験計画と戦略

実験計画には興味があるんだけど,いざ実施するともなると腰が引ける人も多いようです.それには色々な理由があって,分散分析や交絡といった必要な統計学の知識に怖気をなしたり,一時的にしても一極集中的なリソースの増加に無理と感じる人もいるようです. こちらとしても,JMPを使えば統計学は知らなくても実験計画を始めることは可能だとか,一応は説得します.リソースについては,説得に困ることもあります.実験計画を魔法の手法と宣伝する情報がネットにはあって,それを読んで都合よく思い込んでる人がいて,いやいや実際にはこれくらいの実験数が必要ですよと試算してみせると失望してしまうというケース.そういう人には...
JMP

既存実験計画データを活用する

トップの「お問い合わせ」から質問のメールを頂くことがあります.時間があるときは,できるだけ丁寧にお答えしているけど,一般的な内容ならこの場で公開するのもいいかなと.もちろん,具体的な質問内容には触れませんけど.質問の概要は,既存のデータがあって,おそらく実験計画によるデータのようなのですけど,拡張計画を検討されているようで,コメントを求められた次第です.このような状況での考え方について思いついたことを順不動であげてみる. まず,拡張計画を使う際にはその土台がしっかりしていないとダメです.カスタム計画である必要はないけれど,少なくとも何らかの実験計画のデータでなければ.軟弱な地盤の上にど...
JMP

再コード化を使ったマッピング

『JMPではじめるデータサイエンス』が増刷になった機会に,今まで見つけた間違いを訂正しておきました.訂正箇所はこの記事にまとめておいたので,参照してください.購入したばかりの人には申し訳ないです.お詫びに,連絡くだされば何か特別なことをやろうと考えてます. さて,この書籍はJMP14を使って書いたのですが,前にもお話ししたように校正段階でいきなりJMP15がリリースされ,慌ててJMP15で全ての内容をチェックして,JMP15での違いを補足しました.その後,JMP15の新機能の全貌が明らかになると,一部の例題でもっと効率良い方法があることがわかったんです.今回は,ページを跨ぐような修正は...
JMP

JMPと日本語

多くのJMPerが気づいていることで,かつ不満にも感じていると思うんだけど,JMPの日本語の扱いには難があります.Windowsでは英語環境(日本語環境以外ならなんでもいいですけど)下で日本語を入力すると「システムライン変換」になってしまうことがあるけど,JMPで日本語を使っていても同じ状況になることがある.ともに英語のソフトだからね. キーボードを叩いても何も変化がないので,あれ?と思ってふと画面の左上を見ると小さなウィンドウが出現していて,今打った文字が入力されている.こんな経験はどなたにもあるのではないかな.これが「システムライン変換」です.これに対して,通常の日本語入力を「イン...