著者略歴

いよいよ統計本の出版も大詰めです．著者略歴が必要と言われて，今書いているところです．ほとんど休眠状態のLinkedInのプロフィールにはこんなのを掲載しました．

統計的問題解決コンサルタント兼JMPトレーナーとして，実験計画をはじめとした技術系のデータ分析全般を技術者に指導している．株式会社東芝の半導体研究開発部門で画像処理や計測技術に従事した経験を生かし，工程管理や信頼性技術などの計測データを有効に活用するためのの統計手法を問題解決に取り入れている．技術活動と並行して，イノベーション推進部でセミナー講師として東芝グループでのデータサイエンス普及にも注力した．その経験を踏まえ，統計およびデータサイエンス教育へと活動の場を広げ，2020年からフリーランスとして，より広範囲な技術分野に業務展開している．著書に『JMPではじめる統計的問題解決入門』『JMPではじめるデータサイエンス』（ともにオーム社）がある．JMP Training Partner 及び JMP Statistical Consulting Partner.

基本的にこれを修正すればいいんですけど，いつまでも東芝って書くのもどうかなって思い，大手総合電機メーカーと変更しました．寂しいことですけど，以前よりも東芝のネームバリューも下がっている，というのもあるけど，新井白石のエピソードを思い出したからです．事実かどうかは不明だけど，河村瑞賢からの破格の条件のサポート（縁談）を断ったという話．中国の故事を引いてそれを断ったのだけど．傷付けられたまだ小さかった蛇が大きくなってその傷も大きくなっていたという話．

ようするに，今仕事させてもらっているのは，確かに東芝という縁があってのことだけれど，いつまでもそれじゃいけないということ．実は，東芝に在籍していた頃からこのことは強く意識してました．海外のメーカーさんとお付き合いしていると，会社ではなく個人を見られているのがよくわかったからです．

というわけで，まだいろいろ雑事があるので本日はこれにて．