Discovery Summit China

これまで毎週日曜日の夜に更新してたけど,その束縛から離れたことになんか解放感を感じてます.定期更新しないと続けられないからと思ったからと,人に見てもらうには定時更新が望ましいと何かで読んだからそうしてた.月曜日に,あ,これはブログに書こうと思ってたことを,いざ日曜日の夜になると忘れちゃうんだよね.だから,書こうと思ったときに気ままに更新することにしました.アクセスを稼ぐことを考えているわけじゃ全くないので.精神的には楽です.不定期だけど,平均すれば週一では更新するつもりなので,ときどき覗きに来てください.

不定期で更新するなら,来てくださる人のためには,投稿カレンダーのようなものがあるといいなと思って探したけど,いいのがないんです.WordPress純正のやつがあるんだけど,なんと本当にカレンダーで,投稿日の色が変わらないんですよ.さすがに記事にリンクは張られてたけど,マウスオーバーしても気付きにくいという不思議仕様.プラグインを探したけど,最新のWordPressのバージョンには対応してないものばかり.躊躇したけど,その中の一つをサイドバーにつけときました.もしかしたら一部の人に問題が出るかもしれない.そのときはお知らせください.

ということで,今思い出したことを書きます.先日開催されたDiscovery Summit Chinaのこと.今年のDiscovery Summit Japanはオンラインで開催されるけど,それにに先立って先日中国のSummitがあったので,ちょっと聞いてみました.英語通訳くらいはあるかなと期待したけど,字幕もなしのガチ中国語でした.3日間かけてリアルタイムでZoomでリアルタイムに開催されたけど,おそらく録画配信だったと思うので,本当の意味でリアルタイムだったかはわからない.少なくとも,チャットでは中国人の会話がリアルタイムで飛び交ってました.日本ではスマホ文化に押されて絵文字が流行んなくなったって聞くけど,こんな顔文字を見つけたのでご紹介.

(๑•̀ㅂ•́)و✧

確か,「この先生の話は歯切れがいいぞ.」なんてセリフにつけてたと記憶してるけど.昔の上司にアメリカ系中国人がいて,彼とそっくりなんです.血色がよくていかにも健康優良児といったタイプ.こういう複雑な顔文字は欧米ではまず使わないけど,親近感わきました.チャットだからかもしれないけど,リラックスした雰囲気で賑わってましたよ.コロナで最近は中国人観光客を見かけなくなったけど,あの方たちは基本おしゃべりですから,チャットでもあの感じです.一度,春節中に名古屋のホテルに泊まったことがあるんだけど,ロビーで中国人観光客の団体と遭遇したことがあって,競り市場にでもいるような騒がしさ.でも,チャットであれだけ賑わうのは日本では難しいだろうな.ちょっとうらやましい気もします.元気があって活発なのはよろしい.

講演のほうは初日と2日目だけ参加しました.ガチ中国語だったけれど,漢字とJMPという共通要素があるので,けっこうわかります.正直レベルが高い発表はなかったように思うけど,みんなよく勉強しいてるし,JMPの社内普及にも本腰を入れている会社がたくさんあることはわかった.皆さんのプレゼン資料は,とても綺麗かつエレガントに仕上がっていて,これは日本では珍しいかも.おそらく一般企業の発表が多かったからだと思うけど.

そういった発表の中で,ひときわ異質だったのが,御大Bradely JonesのConstruction, Properties and Analysis of Group-Orthogonal Supersaturated Designs (GO-SSDs)という講演.なにしろ,いきなり行列が出てきますからね.チャットで「突然到了看不懂系列了。LOL」と叫んでいる人もいました.訳せば「ここにきて,突如として理解不能になった(笑)」ということかな.LOLはアメリカ人はよく使いますよね.この嘆きというか笑いに対して,誰かが「彼はGOSSDの基本的な概念を簡単に説明しているだけだから,(数式はわからなくても)その意味さえ把握しておけば大丈夫.JMPでは事例適用に際して,その背後のロジックを明確に理解することは重要ではないですよ.」という的確な返事をしてました.これはSASの人なんでしょうか?まったくもってその通り.

中国語では,GOSSD的基本理念って言うんですね.これは要するにJMP15から実装された「群直交過飽和計画」のこと.なんか日本語のほうが中国語っぽいけど,おそらく過飽和に相当する学術用語がないのかも.このようなカラーマップが特徴的ですね.

詳しくはこちらを見てください.https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2/index.shtml#page/jmp/group-orthogonal-supersaturated-designs.shtml 

ようするに,因子がとても多いけど,かといって実験数も多くできないとき,過飽和計画に持ってこうというアイデアです.過飽和計画は通常では解ないですけど,因子間の性質をうまく利用するということがポイントでしょうか.スクリーニング計画の一種とオフィシャルにはアナウンスしてますけど,これ一発でモデリングして最適化できるなんてSAS USの人は言ってました.DSDと同じで危険とは思うけど.これについては別の機会に書こう.

中国のJMPerもGOSSDには大変興味をもったようで,技術開発の上流では実験数を多くできないからこれは使えるというような声が上がってました.とても興味があるんだけど,今現在は現場に身を置いてないから,実際に試すのは難しい.誰か一緒に試してみませんか?

それではまた.