僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ホロウナイト漫画:ブレッタ・新しい恋

惚れっぽいブレッタ。

主人公に助けられて夢中になったかと思えば、闘技場で主人公に惨敗したのに勝ち抜いたようなフリをしているゾート(本人は本当にそう信じているらしい)にサクッと鞍替え。夢中になっている時は恋する相手のぬいぐるみを縫い、絵を描き、ふたりの恋物語の執筆までバリバリこなすクリエイターと化す。

いわゆる、恋に恋して、努力の方向を間違えている状態ですが、彼女の場合は非常に生産的になるのと、作品の完成度が高いので、実は恋のようなものを自分の創作ギアを入れるために無意識に利用しているのではないかという気さえします。

中世の騎士道指南みたいな本で、「愛を捧げる貴婦人を決めた方がよい」というような記述があったことを思い出しました。その理由は「その方がいろいろ捗るからなので便宜上の恋でよく、成就をめざさなくてもよい」みたいな実にドライなものでした。小学生の頃の記憶で曖昧ですが、妙に現実的で感心したので記憶に残っています。つまり、ブレッタの恋はこれなんじゃないかな、と。

恋に恋している状態とは、「恋をしている自分が好き」なのであって、相手と向き合うどころか理想化されていない実体としての相手には関心がないことさえあります。従って成就は困難か、相手に迷惑をかけることさえあります。

ブレッタは、まさに恋して創造的になっている時のワクワクを恋のときめきと勘違いしているようです。接点が少ない主人公とは向き合いたくても向き合えない状況だったので問題は露呈しませんでしたが、ゾートはずっとそこにいますよね。ゾートの説法?を延々と聞かされるうちに現実を見ることを余儀なくされます。ゲームとしては、夢ゾートを倒していくことでこの過程が進みます。

そしてついにゾートを見限ったブレッタは新たな恋を探す旅へ。

…ここまでは出来たのですが、反射神経的にこのへんが限界なようです。仕方がないので、ブレッタのその後について考えてみました。

ホロウナイト漫画:ブレッタ・新しい恋

やっぱり、こうなっている未来しか見えません!ごめん、ブレッタ。初対面の時、「私のことなんか」みたいなことを言うので何らかの理由で自己評価がとても低いだけで、かわいいし、努力の方向を間違えなければ普通にカレシできると思います!でも彼女自身、今はこの状態が楽しいんじゃないかなーって気がします。

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