3人の師匠のうち一人だけ有料だし(800ジオもふんだくられた)、訪ねて行っても冷たいし、いきなり親父になってくれたメイトー先生とはえらい違い。でも少しずつ事情がわかってくると、気難しいのも、何やら過去に色々あって苦しんでいるためらしい。そして、そっけなくとも、なんだかんだで追い出したりはせずに休ませてくれるし、ついには口ではケチョンケチョンに罵っていた花を花瓶に…。
このツンデレさんめー!
花瓶に気づいた時は嬉しくて、何度も周りをグルグル回って「気づいたアピール」してみたり、じっと見上げてみたり、何度も話しかけたりしてみたが、下手にツッコミを入れるとバツの悪さに耐えかねて花瓶ガッシャーン!花踏み踏みー!とか派手にやらかした後、一人になった時に自己嫌悪に陥りそうだから、あえて知らんぷりを続ける優しい僕だった。
3兄弟の間で何があったか、はっきりとは語られないが、葛藤を抱えたオロ先生はとても興味深いキャラだ。もしもっと僕に時間が許されていて、もっと一緒に過ごせたら、少しずつでも心を解きほぐすことができただろうかと心残りだった。
神の家ではその先生たちと立ち会えるというので、残念な反射神経にムチ打って、すげー頑張った。技を習った時、ボス戦かと身構えていると稽古そのものはイメージカット3枚で済んでしまったので、ホッとした反面、少し残念だったからだ。苦労の末、なんとか倒すと礼に終わり、「喧嘩ではなくて稽古をつけてもらっていたのだ」とハッキリ分かるのが嬉しかった。そして、期待もしなかった兄弟和解のシナリオまでもが用意されていたとは!これで汚染源を断つことができれば、思い残すことはない、そう思った。
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