僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

統計学のやさしい授業[漫画日記]

僕は数学…というか算数からして苦手なんですが、縁あって統計学の授業をサブローちゃんと受けて、それが本になりました。

統計学のやさしい授業[漫画日記]漫画
ほ、ほんとに数式はわからなくても大丈夫でした!

サブローちゃんの妨害により、もひとつわかりませんね。こんな本です↓

統計学のやさしい授業概要

社長の気まぐれで統計係に任命された僕が、山の中で出会った不思議な先生に統計学を1から教えてもらう、というストーリーで進行します。

予備知識ゼロの「統計ってなあに?」というところから始まって、ゲームの戦闘力計算に役立つ期待値の計算、渋いガチャとインチキの違いがわかる仮説検定、限られた情報から全体像を把握する推定、この世界にあふれる誤差を知ることで暮らしに役立つ正規分布など、ひととおりの基本が自然に身についていきます。

そう、ゲームや食べ物など、僕の興味があることじゃないと集中力が続かないので、そういう例にしてもらいました。おかげでDPSの期待値はバッチリになったので、次はダンジョンで武器が落ちにくい件について検定してみようかと思っています。

統計学というと「学」なんてついて堅苦しそうですが、そこは僕が出る本です。いつものバカ漫画やふざけたイラスト満載、会話形式の本文で気軽に読んでいただけます。それから、フルカラーです!

授業を受けて、僕は自分が知っているつもりでいた確率というものが直感とはだいぶ違うのだと知りました。排出率1%のガチャを100回引いたら1回は当たらないとおかしいだろうと思っていたんですが、そうじゃなかったなんて。そして、日常生活の多くのことがらに確率というものが潜んでイタズラしていることも知りました。確率の干渉を念頭に置くことで、統計的、つまり客観的な判断への入り口に初めて立ったように思います。結果として、僕のゲームライフは少しだけ進歩したかも?少なくとも、ドロップが渋くても偏っていても(以前ほどは)腹が立たなくなりました。

プロローグとエピローグの他、各章の始まりにも1ページの漫画が入っているので、よかったら、お近くの本屋さんで手にとってみてください。

統計学のやさしい授業(オーム社)

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