僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ギターでノリノリ!ヴィクター・ヴランの愛すべきおバカ具合[漫画]

先週の記事で敢えて触れずにおいたヴィクター・ヴランにおけるギターの愛すべきアホさについて。

まずギターを拾った時点で「え?」と思いました。思いますよね。その頃はまだマジなストーリーの最中だったこともあり、随所に溢れる謎のカボチャ推しに首を傾げていた程度で、まだこのゲームの正体を理解していなかったのですから。

でも、実際にギターを手にとって敵に向かって演奏してみると、おかしい。敵が攻撃してきません。よく見ると各々手を振り上げて頭を激しく振っているではありませんか。そして頭上には「ヘドバン」の文字が。取説を見ると、それは「移動阻害」「出血」のような敵の状態異常の一種で、「音楽の奴隷となり攻撃できない」状態だそうです。

なんだそりゃ!と思いながらも、凶暴な殺人鬼やねちっこい吸血鬼が「くそっ、攻撃しなければ!なのについノッてしまう!」と葛藤しているのを想像すると笑えます。しかも、各種雑魚キャラの全てにこの「ヘドバン」のアクションが用意されています。それにかかった膨大な労力と情熱は、どうでしょう。僕は深い感動を覚え、その瞬間僕の中でヴィクター・ヴランは「遊びやすいディアブロ風ゲーム」から「愛すべきおバカゲー」へと昇格したのでした。

さすがにチャンピオン(エリート)とボスはヘドバンしません。まあ、攻撃できないボスじゃゲームにならないですもんね。でも音楽を解するであろう人型モンスターはもちろん、クモ、サソリから果ては原始的なオブジェクトである各種エレメントまでノッてくれてるのを目の前にするとウザくて発狂しそうだった過去をすっかり忘れ、かわいいヤツらに見えてくるから不思議です。

ヴィクター・ヴラン:ギターでノリノリ!愛すべきおバカ(漫画)
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