僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ドラゴンエイジ・オリジンズを終えて[漫画日記]

ドラゴンエイジを始めた時の衝撃は既に記事に書きました(ドラゴンエイジ・オリジンズはじめました)。それから1週間ほどで終わったのですが、何から書いていいか考えがまとまらず、そうこうするうちにESO始めたりして、こんなに遅くなってしまいました。

結論から言うと、ドラゴンエイジシリーズ最新作・インクイジション(以下DAI)のファンならば、やってみて損はありません。シリーズ最初のこの作品では、平和な暮らしをしていた主人公がブライトに巻き込まれ、ウォーデンとなってその禍と真っ向から向き合っていくという、非常に重く、手応えのあるストーリーとなっています。

DAIでは人々や書物から知識として知るしかなかった迫り来るブライトの恐怖を実体験することで、これまで漠然としていたウォーデンの秘密と真実を知り、僕のウォーデン感は劇的に変わりました。

考えてみると、あの世界に生きる人々でさえ、ウォーデンのことはよくわかっていないのですよね。イメージだけで「なんか胡散臭い」とか、逆に「かっこいい」とか思ってしまうのは、そんな彼らも同じかもしれません。

僕はゲームはガシガシ遊びたい方なので、3DCGのムービーなんかは割と「早く遊ばせてくれ!」とか思う方なんですが、この作品のムービーは2009年ながら見せ方がうまいのでしょう、吸い込まれました。圧倒的な数のダークスポーン軍、泥沼と化した戦場、ダイナミックに飛翔するドラゴン…思い出してもゾクゾクします。

そして、DAIでおなじみの恋愛要素もあります。男キャラは不気味の谷を越えられないので、女性キャラでやったので、行きがかり上想定されている相手らしいアリスターと恋愛しましたが、少々気になることが。

ドラゴンエイジ・オリジンズを終えて[漫画日記]

そう、進めるにつれて、僕は思わずにいられませんでした。

この話の主人公ってアリスターじゃね?

と。もちろん、メインとなる話はブライト戦記です。でも、結構な割合で「誰が彼と寝るか」について話し合ってるような気が。王国の未来も大事でしょうが、地上の人類が殲滅される可能性が消えてからでいいような。

二重三重の裏切り、ダークスポーン軍という共通の敵がありながら私欲に走る人々、そんな中でウォーデンという生き方を貫いて散っていったヒロイックな先輩たち。力とは。勇気とは。逆境にあってこそ人の真価は試される。もちろんテーマはこれです。重いんです。でも、終わった時にですね、アリスター王に対しましてですね、正直申しまして、

「てめーだけいい思いしやがって!」

と思ってしまったのも事実です。本人はいいヤツなんですけどね。しょせんワタクシも人間ですのでね。

そういえばDAIではレッドクリフの騒動が終わった途端にエラそーに入ってきてエラそーに命令していたヤツがアリスター王でしたね。浮いているなと思ったらカメオ出演だったのですな。ヤツは仮にもウォーデンなんだからコリーフィウスの発したニセのダークスポーン通信を受けているはずなのに、あの危機感のなさ、どうなんでしょう。

このように素晴らしい作品でしたが、一抹のモヤモヤが残りました、ええ、嫉妬です。

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