僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ワンダと巨像漫画日記:少女と象の心温まる…

「ワンダ」って普通は女性の名前だからなー。心優しい大きな象と少女の心温まる話かと思うよね。え、漢字が違う?象ってもともと大きいのに巨象となると、どこまででかいんだ?確かに巨大な象って、象を知らない人でもないと吐けないセリフかもね。思い込みって怖いですのう。

「最後の一撃は、せつない」というコピーでさえ、仲間になった巨像と一緒にラスボスを倒したあと、巨像が「自分はこれからの世界にいてはならない存在だから、お前の手で仕留めてくれ」という展開になった時の「最後の一撃」なのかと、そこまで脳内マイストーリーが暴走していたっけな…。ああ、恥ずかしい。

第1の巨像、向こうから歩いてくるのを見た時はビビったけど、よく見るとクマさんぽくてかわいいし、そういえば全ての巨像は目がまん丸で、邪悪な気配は感じられない。四番の馬もニワトリっぽくてかわいいし、五番の翼竜はかっこいい。巨大な浮き袋で砂漠の上空をゆったり飛んでいる「浮き袋さん」に至っては、攻撃もしてこない。クリアしてみると、悪魔ドルミンを封じる役を負っていたわけだから、巨像たちは正義の味方なのだよな。だから愛嬌さえ感じさせる巨像のデザインは視覚的な伏線になっていたようだ。自分が邪悪サイドだったというショック。やるなあ。

英語の題は上記ワンダの性別に関する誤解を避けるためかShadow of the Colossus。カコイイし、象とか少女関係の勘違いが滑り込む隙がないんだけど、オリジナルの素朴な民話っぽい感じも捨てがたい。話の内容も「分を弁えない望みを持つと身を滅ぼす」みたいな民話や神話の教訓っぽいし、「昔、とある地方の言い伝えじゃが…」って雰囲気が好きだ。

ワンダと巨像漫画日記:少女と象の心温まる…
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