ランズ・オブ・ロア [漫画日記]

晴れてWinノートを手にしてgog.comから５ドル以下のレトロゲーを買い漁って幸せな僕。マイト＆マジック４が終わって、そのまま５を続けてもいいんだけど動作確認のためにも他のゲームをやってみることにした。

gogで買うと昔のゲームも多くは今のWin10で動くようにしてくれているのでとても安心かつ楽なんだけど、それでもたまーに動かないものもあります。買ってから30日以内ならサクッと返金してくれるし、どうしても遊びたい場合は親切にサポートしてくれるのでありがたいです。ステマではありません。

さて、Lands of Loreです。手っ取り早くて楽しいゲームです。パッと見るとM&M4と大差ないみたいに見えますが、大きな違いはアクション性です。３D迷路をある時は逃げ、ある時は追い、物を拾ったり投げたり壁の隠しスイッチを探したりしながら探検していきます。

ゲームが始まると目の前にお城があり、入るとすぐ王様がいて、「やあ、それじゃ頼む」みたいにすぐミッションが始まります。面倒なキャラメイクもなく、用意された４人の中からサクッと選ぶだけ。

最初はインターフェースがご覧のようにスカスカです。方角を示すコンパスも、便利な地図も、無くてもなんとかなるランタンも、自分で見つけなければなりません。こういうのワクワクしませんか。

しかし、原始的に見えてフルボイスだったりします。これは1993年のゲームですが、フルボイスの歴史って案外古いんですね。デフォルトでは字幕がOFFになっていて焦るのですが、ちゃんと設定で表示できます。マイト＆マジック４もそうでした。

お城の中で早速地図を見つけました。これで城内迷子センターのお世話にならずに済みそうです。マップはこんな感じで、とても見やすいです。壁のスイッチなど、本人が見落としていても書き込んでくれるのが親切です。

NPCとのやりとりも、「物を掴む」インターフェースを駆使して行います。渡し場のオネーチャンに王様のお墨付きを見せる時も、掴んでつきつけます。

最終的には、こんな感じになりました。パーティメンバーは最大３人で、勝手に入ってきたり出て行ったりします。真ん中のガンちゃん（名前が読めない）が主力なので、いつ出て行ってしまうかと不安でしたが最後までいてくれて助かりました。

戦闘はリアルタイムで、一度攻撃したら次の攻撃準備までクールダウンが必要なのでその間被弾しないように物理的に移動して回避し、準備ができたらまた攻撃、を繰り返す感じです。回避は地形が頭に入っていないと行き止まりに追い込まれたり、敵に囲まれたり、最悪の場合落とし穴に落ちたりするので緊張感があって楽しいです。

ただ…

お手軽そうに見えても昔のゲームなので、うっかりしていると

絶対クリアできない

という状況にハマりこむことが、割とあります。序盤から喰らって、レトロゲーの厳しさにハッと目が覚めました。幸い、セーブスロットが多分無制限で、セーブデータに名前をつけられるので大きなことがあったら状況が思い出せる名前で必ずセーブ、変化がないように思えても小まめにセーブしておかないと本格的に詰みます。

序盤の詰みポイントは気付くのが早く、洞窟の入り口からやり直しても大した被害はないですが、中盤の詰みポイントが割と悲劇的な結果になるので、もし今からやる人がいたら、気をつけてください。塔に入る前に街の結界を解くと詰みます。

それさえ気をつければ、とても楽しいゲームです。週末をはさんだ3日くらいで終わりましたが、これくらいの分量は気軽に遊べて好きです。続編も２つ出ているのをgogのサマーセールでしっかり買ってあるので、楽しみです。