Kindle Unlimitedで漫画三昧[漫画日記]

最近、ゴミが捨てづらいですよね。何か買おうにも「捨てづらさ」を考慮するとなかなか踏み切れなかったり。本もまた、１冊１冊は大したことなくても気がつくとすごい体積を占有していて驚愕することがありませんか。特に漫画！続きが気になってドンドン買っているとドンドン部屋が狭く…。

売ろうにも二束三文どころか十足一文以下だし、縛って資源ゴミに出すにもご近所の手前なんとなく恥ずかしいしで、漫画が買えなくなってきました。

図書館は希望すると本を買ってくれたりして、いいんですけど線が引いてあったり、書き込みがあったり（しかも間違ってる）、究極的にはオッサンがヒゲを抜きながら読書したのか抜いたブツをずらりとページに並べていたりして潔癖じゃなくてもトラウマになりそうな本が少なくないのですよね。

それにしても見開きに何本あんだよ、読むの遅すぎ

選ばれた一部の本しか読めない、というのは図書館も同じですがKindle Unlimitedなら、その場ですぐ借りてすぐ返せるので、少々興味があっても自分では買わないような本も気軽に読めます。最初の方をパラパラ見て、つまらなかったら即返却。そしてまた次を借ります。

図書館の場合、トコトコ歩いていって、あれこれ悩んで借りて、トコトコ歩いて帰って、家に帰って読んでみたら期待ハズレだったけど、返しに行くのもまたトコトコ行かなくちゃいけません。面倒なので借りる本を厳選する結果、あまり冒険しなくなります。

サブローちゃんがボヤいているように、無料で読めるラインナップには漫画が大変多いです。つまり漫画好きには嬉しい限り。今ならカイジの１作目が最後まで読めて大満足です。すごい絵なのでギャグ漫画かと思っていましたが、しばしば人口に膾炙されるので気になっていました。

読んでみたら、全然ギャグじゃないし、絵柄も気にならなくなりました。むしろ、あの絵じゃないとダメ！というほどに引き込まれました。他のシリーズも３巻くらいまでは読めるので続きが気になってしょうがありません。全巻大人買いしそうな衝動と戦っています。

すごい絵といえば怖いもの見たさに手にした『オバハンSOUL』が、期待以上に笑わせてくれるだけでなく心温まる話もあったりしてとてもよかったです。

西原理恵子さんの代表作と言われる『ぼくんち』には衝撃を受けました。漫画って何だろう、と考えささせられます。上記オバハンSOULもですが、全巻読めるのは本当にありがたいです。

そうなんです。Amazonも商売なので気をつけないと、盛り上がったところで「次巻は買ってネ♡」となってしまうことがあります。僕は続きが気になりながら放り出されるとイヤなので最後まで読めるか確認してから読みます。全然知らない作家のものは、そもそも知らないと始まらないので１巻だけでも読んだりします。

漫画の続きについては、出版社のサイトで広告を見ることと引き換えに読めたりもするので、そういうのと合わせると結構読破できることに気がつきました。

その点、小説は何巻で終わるか不明とか連載中ということがあまり無いのでスッキリ結末まで読めてありがたいです。怖い話をいっぱい読みました。こえーこえーこえー！でも読まずにいられません。

あと、地味ながら実用書。これはパッと見ただけでは有用かどうか分かりにくいし相性もあるので買うのはもちろん、図書館で当たりを引くのも難しいですが、Unlimitedなら自分に合ったものに巡り合うまで次々試せるのが、とてもいいです。もちろん実際には限られた本のみ無料なKindle Limitedなのですが、とにかくいっぱいあるので、目当ての本が見つからなかったことは、今のところありません。

『チロルチョコで働いています』という漫画日記が、絵も丁寧だし、チロルチョコの企画からお店に並ぶまでの工夫や苦労が詳しくわかりやすく描かれていて面白かったです。

雑誌も充実しています。ファミ通とかMac雑誌なんかも普通に全部読めるのでビックリしましたが、全然知らないジャンルのものも興味本位でパラパラ見ると発見があって楽しいです。中でもハンター向けの『けもの道』が徹頭徹尾みっちり濃くて、最初から最後まで、広告までも舐めるように読み入ってしまいました。知らない世界スゲー！