成長システムが暴く本当の自分！[スカイリム漫画日記]

スカイリムにハマって努力もしないで自然に外出自粛を続けています。てか、出たくねー！今いいとこなんだよー！（いつも）

スカイリムの自由さがすごい、と先週書きました。自キャラの成長が自分で自由に決められる。そう聞くと、自由の代償として面倒臭いのでは、と心配になるかもしれません。でも、そんな心配は一切不要です。普通に振る舞っていれば自分の行動の一つ一つが積み重なって自分らしいキャラになっていく素晴らしいシステムです。つまりラクです。

例えば不意に大勢の敵に囲まれた時。どうやって切り抜けますか？一目散に逃げる、斧をぶんまわし一歩も引かない、攻撃魔法でまとめて攻撃する、魔法で混乱させて同士討ちを狙う、逃げながら弓で削る…。いろいろ手段がありますが、そういう時、必死になった時に生存本能で取る行動こそがその人の本質なのではないでしょうか。

従って、レベルが上がって成長してきたキャラの中にあるのは他ならぬ自分自身ということになります。自分はどんな自分になっていくのか。興味深くありませんか？予想通りの自分でしょうか。意外な一面が見えるでしょうか。

僕は、意外でした。自分では近接攻撃で手っ取り早く物事を解決する戦士タイプだと思っていたんです。RPGで選ぶ職業は基本、戦士です。でも今実際にスカイリムをさまよう自分はというと。常に隠密行動でコソコソしながら遠くから弓で敵を１人ずつ減らし、宝箱を見つけたら開けるまで絶対帰らない欲張り野郎です。

自分の中の未知の部分を発見できるゲームなんて、なかなかありません。映画のように豪華だけど基本受け身で、「観賞する」タイプの作品では得られないもので、貴重な体験だと思います。僕の「意外な面」がサブローちゃんにとっては別段意外ではないというのが少々引っかかりますが。自分のことは自分が一番わかっているようでいて、自分のことを客観的に把握するのは難しいということでしょうか。

しかし中盤にさしかかると、この自分発見が実は序の口であったことが明らかになるのでした。続く！