僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

フジツボちゃんと行くDead Cells4日間の旅[漫画]

メトロイドは好きだけど悪魔城は苦手。従って、メトロイドヴァニラと聞いて、手放しで喜べるわけではない。Dead Cellsは、しかし、メトロイドヴァニラでローグライク。買うしかない。

やってみると、軽快な操作感、少しずつ明かされていく不気味なストーリー、にも関わらず終始ドライなユーモアで受け流す主人公。すぐに夢中になった。なんというか、やめられなくなる。敵を一定時間内に連続して倒すと自分の行動が加速するのが爽快でクセになる。装備が剣系(近距離攻撃)弓系(遠距離攻撃)、盾系(防御)の3系統から選ぶシステムなのが面白い。剣+盾、剣+弓、弓+盾、と、好みのスタイルで戦えるし、状況によって持ち替えたりすれば、攻略の幅がグッと広がって楽しめる。

ローグライクなので倒れてもクリアしても最初に戻る。が、アンロックした装備やアイテムがドロップテーブルに追加されていき、何度も繰り返していると、少しずつ有利になっていく貯蓄要素がある。それ故に何度も頑張ることに経験を積む以外に実利的な意味もあり、指技に自信がなくても頑張って底上げしていくことで難易度を調節できる親切設計となっている。特に鍛冶屋にセル(敵を倒すと手に入る材料)を渡していくと拾える装備が強くなっていくのは大きい。

そしてフジツボちゃんだ。フジツボ…岩場なんかにビッシリ生えてて、うっかり裸足で歩くとザックリ切れる小さな富士山みたいなやつだよね?どっちかっつーと上方向に攻撃しそうなんだが、Dead Cellsの世界では下を攻撃する。正直使い所に困ると思ったが、唐突なピンクの風船にやられた。無理やりな感じを通り越して、風船にぶら下がって頑張っている姿を見ると、もうなんか健気というか、いじらしいというか。そうまでして下に攻撃しなくても、踏んできたやつザックリやれよ、と思うんだが、そんな一生懸命さ?が可愛くなって攻撃系スキルはフジツボちゃん一択に。

死体がゴロゴロどころか山になっている不気味なダンジョンの癒し、フジツボちゃん。強化タレットやクラッシャーは確かに強いが、所詮は道具。フジツボちゃんは生き物だ。「マジイ、ハンマーだ!フジツボちゃん、頼む!」などと「一緒に頑張っている」感じがいい。一人じゃない感じが。

しかし、なんでベロ出してるんだろね。

フジツボちゃんと行くDead Cells4日間の旅(漫画)
呼ばれると急いで風船膨らませているところを想像すると、フジツボちゃんのトリコ!

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