僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ダガーフォールを終えて[漫画日記]

めでたくメインクエスト終了しました。オリジナルで挫折してからほぼ1年。この名作を体験する機会を与えてくれたUnity版、Daggerfall Unity gog cutに感謝です。

modがモリモリに入って便利になっています。特に僕がありがたかったのは、街でお店やギルドなどの施設を確認すると地図に勝手に書き込んでくれる機能です。手動で書くのが面倒で、新しい街に着くたびに心折れてましたからね。

それから、クエストログが整理されて見やすくなった上、ログから目的地にFTできる機能。テレポートするようになると結局は手動で入力するんですが、序盤の、システムをよくわかっておらず根性も座っていない頃は大いに助かりました。

助けた人や逮捕された人を「連れている」ということがわかるように顔が表示されるのもナイスです。上記3つの機能のおかげで、力をつけるまで繰り返すギルド依頼が楽しく捗りました。

便利になっていたりキレイになっていたりしても話はオリジナルのままなのでネットにある膨大な情報が使えるのも心強いです。アリーナからエルダースクロールシリーズが順調に育って大きくなっていった結果ですよね。僕は最後のダンジョンがどうしても抜けられずネットで情報を見ましたテヘペロ。

そして肝心のストーリーは、最初の雲を掴むようなところから少しずつ、核心が見えてくる感じ、その過程で自分自身の考えが変わっていくのを目撃する感じにゾクゾクしました。そしてエンディングは…

ダガーフォールを終えて[漫画日記]漫画
このオッサン苦労して見つけた錬金素材に文句つけるから嫌いだったけど、慣れすぎてもはやダチ公

盛り上げて盛り上げてババーン!と終わるのもいいですが、読み終えた本をそっと閉じるような終わり方もいいものです。タムリエルを揺さぶるような危機は人知れず回避され、人々の日常は変わらない、というのも。

当然主人公もその後の世界に住み続けることができます。走っている列車から飛び降りると怪我をするように、終わったからって突然やめられないんです。いいゲーム、愛着あるゲームであるほどそうです。ダガーフォールも、ついついギルド依頼がやめられないので、いいゲームに違いありません。

今後は、貯まったお金で飛行船(mod)も買ったし、比較的平和になったイリアック湾をぶらぶらして過ごそうと思います。モロウィンドももちろん取り掛かりますが、なんというか、苦労しただけに強く愛着を覚えるようになりました。

飛行船は小、中、大の3種類あり、それぞれ20万、30万、40万で買えます。大は古代史マニアならついニヤけてしまう三段櫂船ぽいデザインでグッとくるのですが、一方で「だだっ広いだけでかえって不便」なところもあり、といって小は身動きもできないほどなので商船っぽい中が気に入っています。自分で操縦してシームレスなダガーフォールの世界を自在に飛んで行けるので、街と街の位置関係とか、海、山などを自分の目で確かめることができ、とても楽しいです。

空から見たダガーフォールの街
空から見たダガーフォールの街

ところで、今回クリアまで漕ぎ着けることができたのはDaggerfall Unityの便利さに助けられたことが大きいですが、自分でプレイしていく中で試行錯誤しながらわかったことがあるのでまとめておきます。

キャラの作り方、育て方と戦闘

戦闘は、立ち上げの厳しさからは信じられないほど中盤以降はぬるく感じるようになりました。先週書いたように狼男として生きることにしたから、というのもありますが、運LUCと人柄PERを犠牲にして最初から意思力WILを高くし、早期に破壊魔法がカンストしたためかもしれません。

魔法

そう、魔法で生きるならWILを高くしないと魔法が弱くて進みません。知性INTはマジカ量に影響しますが、強さはWILが必要なので気をつけてください。僕はずっと気づかず苦しみました。魔法も命中判定があるので命中率を決める素早さAGIも高くしておくことが必要だと思います。ここは確信ありません。すみません。僕はロングソードと魔法の2本柱だったのでAGIはどうせ上げる必要があったので。

バグじゃなくて多分仕様だと思うのですが、破壊魔法が100%になってから呪文を作成すると、呪文コスト(呪文作成費用ではなく、唱える時に消費するマジカ量)が5に固定されます。極限まで強い魔法にしても5です。従って、カンストしたら呪文を新たに作り直すといいです。スキル上げ用の弱いマジックミサイルでは10発以上必要だったリッチが1発で沈んだりして感動ものです。

近接

近接の場合はダメージに影響する力STR、命中率を決める素早さAGIを高くする必要があります。武器の種類は、剣に斧に鈍器…などと欲張るより1点に絞って装備し続け、早くスキルを上げていくとラクです。最初のうちは拾った武器が使えなくて悔しい思いもしますが、結局一点突破が近道だと思いました。使わない武器種は思い切ってキャラメイクの時「使えない武器」として登録してしまうと、レベルアップが早くなる恩恵が受けられて展開がとても楽になります。

エンチャント

スキルが100%に達したら、それ以上は経験によって上がることはないのでエンチャントで底上げします。魔法の力で100%を越えて増やすことができます。STRなどの能力値は、エンチャントをかけても100%を突破しないので大枚はたいて魔法をかけても無駄になります。

エンチャントは魔法使いギルドでランクが上がると使えるようになります。なので、近接一筋でも魔法使いギルドに入って依頼をこなしておくといいです。どうせ28日経たないとランクが上下しないので、僕は魔法使い→戦士→考古学を1セットとしてこなしました。

ホームタウン

オリジナルで挫折した時は戦闘そのものよりも街に行くたびにお店その他の施設を探して歩くのが苦痛でした。建物を探してからも苦労があったりします。戦士ギルドはどの街でも間取りが一定でいいんですが、魔法使いギルドは間取りに何パターンかあり、慣れない間取りだと必要な設備(呪文メーカーとか鑑定とか)を探すのに手間取りイラつきます。その点、いつも同じ街の同じギルドなら安心です。僕は自分が関係する戦士ギルド、魔法使いギルド、考古学ギルドと銀行を兼ね備える1つの街を拠点として定め、遠くて日数がかかっても基本的にそこに戻るようにすると土地勘があるので楽に感じました。

チュートリアルでは最初のダンジョンを出るとすぐダガーフォールにFTさせようとしますが、大都会では魔法使いギルドから戦士ギルドへの移動だけでも気が遠くなるほど広いのです。ホームタウンは小さい町であるほど日々の暮らしが楽になります。僕は最初のダンジョン最寄りのGothway Gardenを根城にしました。

クエストの時間制限からの解放

ほとんど全てのクエストに時間制限があります。地域を跨ぐ必要があるメインクエストは猶予が150日あっても片道で1月かかったりしますが、普通にプレイすれば余裕を持って終われるように設定してあるので焦らなくて大丈夫です。でも、期限を切られるとイヤですよね。

魔法使いギルドでランクを上げ切るとテレポーターが使えるようになります。テレポーターなら瞬間移動なので時間制限は事実上足枷にならなくなります。時間制限が気になるなら、メインクエストを始める前や合間にギルド依頼を頑張ってテレポーターを解除してしまうのもいいかもしれません。

ダガーフォール・テレポート

以上、僕が5回キャラを作り直しながら手探りで進みながら気づいたことを書きました。何かのご参考になれば嬉しいです。

ダガーフォールは古典として情報が多いのですが、そのほとんどが英語だったりするのと、アリーナの形式を引き継ぐ魔法の作り方など、初歩的な情報が少なかったりもします。

以下のさくやせんかさんのページには、
「FTしたけどダンジョンがどこにもない!」
「店主に話しても物が買えない!」
「魔法の作り方がわからない!」
というようなダガーフォラーなら誰でも一度は通る道?について日本語で丁寧に説明があり、日本のダガーフォール海を照らす貴重な灯台となっています。困ったら行ってみましょう!僕はワゴンという物の存在を教えていただき、感謝しています。

さくやせんかさんのページ Daggerfallで自分が躓いたところとか

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