蛇蝎のように嫌っていたグウェントを、中毒になるまでやり続けた結果大ファンになったウィッチャー3。過去作の中で何が起きたのか、主要登場人物とどのような関わりや因縁があったのか。気になってしょうがないのでウィッチャー1、2はもちろんグウェントなどのスピンオフ作品まで買い込みました。
そ、そうなんです。実は買い込んでから数年放置してるんですよね。決してゲラルトの顔のせいではなく、戦闘がうまくできなくて。プロローグさえ終わりにできませんでしたから。はい。
何度か一念奮起して挑戦しては挫折の繰り返しを3回ほどやったでしょうか。なぜか今回はすんなりできました。今までダメだった理由を考えると、タイミングがね。タイミングよく攻撃キーを押さなきゃいけないのですが、すぐに「早過ぎる!」って出るので理解することを諦めていました。実は戦闘を仕掛けたら、アイコンがオレンジ色に変化するまでは「放置」しなければならないのでした。これがわからずにがむしゃらにカチカチやって雑魚中の雑魚にも30分かけてました…。そりゃ挫折しますよね。
さて、晴れて開眼して進み始めると、楽しくて止まりません。2007年のゲームですからね。グラフィックスも音楽も2015年のウィッチャー3に比べると簡素ですが、簡素なりに雰囲気がよく、また話の面白さについては全く遜色がありません。漫画の中ではおもしろおかしく描いてはいますが、ひとたび世界に引き込まれてしまうとグラフィックスのあれこれなどはすぐに気にならなくなります。
ゲラルトの女ったらしっぷりも最初から全開で、女性キャラと情事を持つと全くエロくないエロカードを見せてもらえます!怖いもの見たさで、つい見てしまいます!この顔でよくモテるな、とか思ってはいけません!ムービーの中ではちゃんとかっこいいですから!若い頃のパトリック・スチュワートそっくりですが、映画の配役みたいなものだと思えば豪華です。
小さなクエストも意外な展開にもつれこみ、プレイヤーの判断によって運命が変わり、ふとした出来事が大きな流れへとつながっていく…ウィッチャ−3で感じたゾクゾク感がまた帰ってきました。トリス、ヴェゼミル、ランバートのようなケィア・モルヘンの仲間たちはもちろん、ゾルタン、シャニのような知り合いも続々登場します。グウェントでお世話になったフォルテスト陛下もご存命!お目にかかれるでしょうか?これからどうなっていくのか、楽しみです!
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