僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ホライゾン漫画日記:没入できる圧巻の物語

世界中で1000万本も売れた空前のヒット作なので今さらかもしれませんが、日ごろ文句の多い僕も文句のつけどころがありません。

ジャンルとしてはオープンワールドアクションRPG。戦闘が楽しい、画面が美しい、登場人物は脇役まで個性的で表情もすごい。何より話が面白くて、ぐいぐい引き込まれていくのがわかります。

サイドクエストも一つ一つが楽しくて中だるみを許さず、適度なチャレンジはあってもストレスはなく、常に意表を突かれ続けて開始から怒涛のエンディングまで夢中になったまま。

最近「敢えて語らない系」のゲームが続いていて不完全燃焼気味だったので、きっちりと伏線が回収されていき、最後に全てのピースが収まる見事なストーリーに圧倒されると同時に感激しました。

どうしてこんな傑作を今まで耳にしたこともなかったのか不思議です。僕のアンテナ、ぼろっちいんでしょうか。記憶をたどるとパケ絵が正統派すぎてついスルーしていたような気がします。でも、おかげで追加コンテンツ付き70%引きで1900円くらいで買えました。よくセールで安くなっているので、未体験の方はぜひ!

SF苦手でも素朴な生活を送る主人公と一緒に少しずつ自分で発見し、推理しながら知っていくので大丈夫です。とにかく話が素晴らしいので、できるだけ予備知識なしで始められることを強くお勧めします。自分が行きがかり上そうしたおかげで本当に楽しかったので。

相当なお金と時間がかかっていることは明白ですが、資金を意味のあるところに使い、それだけの大所帯をしっかり束ねて芯の通った作品として結果を出すことは容易ではないでしょう。お金があればいいゲームになるわけではないことは例を挙げればキリがありません。

毎日コース料理を食べていたらお茶漬けが恋しくなるように、いろいろな規模のゲームがあっていいし、あって欲しいと思いますが、偏見と差別といった難しいテーマにも真っ向から挑んでいる、表現手段としても目を見張るこの作品は豪華な方の一つの到達点ではないでしょうか。

続編の制作も進んでいるようで、とても楽しみです。戦闘システムが楽しく伸び代がたくさんあるので、それまでは強くてニューゲームで初回よりも華麗に戦えるようになっておかなくちゃ。

ホライゾン漫画日記:没入できる圧巻の物語

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