メインクエスト終了！[ESO漫画日記]

メインクエストを終えました。ある地域の小さな不協和音のように始まった流れが勢いを増し、互いに流入しあって、ついには抗い得ない大きな流れとなり、もんどり打って世界の明日を賭けた戦いになだれ込む構図は、まるで交響詩モルダウ。ボレロかな？いや、だんだんと脅威が大きくなる、っていうのは今までもあったのです。このように同時多発的に圧倒されていく感覚は初めてのように思います。

名作・指輪物語も「なぜこの旅が必要なのか」ということを読者に納得してもらうために膨大なページと労力が割かれているように、小さな積み重ねによって「もう誰にも止められない」という感覚を設定ではなく感情として持つに至るため、緊張感が半端なく、大詰めになってからはポカンと開いた口を閉める努力をすることさえ煩わしく感じるほど夢中になりました。

そしてさまざまな思いが交錯するハッピーハッピーエンドではない、TESシリーズらしい余韻。大きな大きな犠牲が払われ、世界が守られたら英雄はただ去るのみ…これで終わったんだ…と、放心のうちに頼もしい相棒となってくれたキャドウェルに話しかけると…

今料理のレベル上げたくて食材もすごく拾うものですから…。