2コマ目の雄蜂殿下がほっそりとして幼いのは、羽化したらハイ、オトナ、というわけではなくて、足りなかった栄養を摂ってあちこち発達して体が完成するまで、しばらくかかるからです。それは働き蜂さんも同じです。
西洋蜜蜂に比べて小規模とはいえ、何千~何万という住民を抱えるミツバチさんの群れでは、家族といえども顔を合わせたことも口をきいたこともない相手がいるのは珍しいことではないでしょう。
この漫画が始まった時には既に仲良し、いつも一緒にいるふたりになっていましたが、やはり初めて顔を合わせた日があったのでした。朝を待つコンビニの夜、語るともなく語られるふたりの出会い!