くだらなくてすみません。セミのぬけがら大好きなものですから。特にミツバチさんにピッタリそうなサイズのニイニイゼミやツクツクホウシ、ヒグラシの小型のぬけがらの愛らしさときたら!ちなみにオバチ殿下が入っているのは中でも一番小型で丸っこい、泥んこだらけのことが多いニイニイゼミスーツです。
脱ぎたての抜け殻は、アリが集まって脱いだ時に出た皮のようなヒモのようなものを回収していきますが、そのクリーニングが済むと、抜け殻はただそこに佇むだけ。この精巧な着ぐるみを誰も再利用しないというのが不思議かつもったいなくてしょうがありません。特に私を魅了して止まないのは、目の部分。当然といえば当然ですがセミの大きな目の部分がすっかり透明です。こんな贅沢な細工、ただ打ち捨てて、あるいは唐揚げにするなんてもったいない!
でも装甲としては弱いですよね。