他との比較によって自分の幸せを量る村社会の相対的幸せ、それは脆い。
嬉しそうな働き蜂さんの幸せには、きっともっと全身もふもふ・そのままぬいぐるみのようなコマルハナバチさんやビロードツリアブちゃんが現れても一点の曇りも翳りも見られないであろう、そんな気がします。
だってミツバチさん、かわいいですもの!そうなんです、別に擬人化しなくてもありのままのミツバチさんがかわいい!でもありのまま描くとへた漫画にしにくいので仕方がないのです、ハイ。
まだまだ修行の足りない私も、時間待ちに訪れた公園でシロツメクサにやってきたニホンミツバチさんを見つけて飽かず見とれていた時の穏やかな幸せだけは頑然とそこにあり揺るがない私だけのもの、と確信できました。
待ち時間が30分以上あったのですが、あっという間に時間が経ちました。ずっと小さな花の一つ一つの蜜を集めてつかず離れずの距離にいてくれたのが、スイ~ッと離れて行ってしまった時、時計を見たらちょうど時間でした。きっとお腹が一杯になったのでしょうが、「ほら、時間よ、もういいわね」と、しょうがないから構ってくれていた私を送り出してくれたみたいで嬉しかったです。