• タグ別アーカイブ: 真エンド
  • ホロウナイト:初めてさん向け真エンド手順


    先日「真エンド」を無責任に勧めた者です(『真エンドのススメ』)。今日は責任を取って具体的な手順を解説します。以下のチェックリストで、1つでも当てはまる人は真エンドに挑むべきです。

    真エンド適正チェックリスト

    □ ホロウナイト(ゲーム)が気に入っている
    □ 愛着のあるキャラが3人以上いる
    □ 一応終わらせたけど、話がわからない/ちゃんと知りたい
    □ 「通常エンド」の結末に納得できない
    □ ホロウナイトについて熱く語りたい
    □ 動画でエンディングを見るのでは満足できない
    □ ぬいぐるみを持っている
    □ ゾートがモテるのは理不尽であると感じる

    当てはまりましたか?では、手順です。情報の性質上、潤沢にネタバレを含みますのでご注意ください。

    体力とソウルは出来るだけ伸ばし、チャームを揃え、釘もできるだけ鍛えておいた方がいいですが、1回目では闘技場も厳しいので、「できるだけ」で大丈夫です。参考までに恥ずかしいですが僕が初めて真エンドに到達した時のスペックを書いておきます。

    • 体力:1つ足りない(灰色の哀悼者がクリアできず)
    • ソウル:1つ足りない(暗闇の巣でソウルの器取れず)
    • 釘:最終段階1歩手前(闘技場第2段階がクリアできず)
    • チャームスロット:1個足りない(グリム倒せず) 
    • チャーム:いろいろ足りない=サルブラの祝福なし

    夢見の釘を覚醒させる

    真エンド手順1

    各地にある[ささやく根]からエッセンスを回収し、夢見の戦士を全員倒しただけでは、ちょっぴり足りません。最低でも一体はボスの夢版を倒す必要があります。(3)で推奨する[夢見の門]は、使用のたびに1エッセンスを消費します。釘を覚醒させてしまえばエッセンスが目減りしても影響がありません。ギリギリの場合、門を使う仕事は釘の覚醒後に行いましょう。

    ●夢見の戦士
     ゼロ(安息の地):針の復路も痛いので注意。追い込まれたら下に入って回復できます
     メナシ(緑の道):無理せず最初のプラットフォームで、攻撃できる位置に来た場合だけ狙えば時間はかかっても勝てます
     長老フー(胞子の森):うまく回避できない場合は影の衣を取ってからやれば楽勝
     ゴーブ(風鳴りの崖):あまり焦って追いかけなければ大丈夫
     ガリエン(暗闇の巣):近くにある繭でHPを5つまで嵩上げできます
     マーコス(王国のはずれ):踏ん張って盾をまわし始めたら距離を取って回復可能
     マーム(女王の庭):見つけたらすぐ戦わず、その先のベンチでまず場所セーブを。端で丁寧に戦うと安定します

    ●見落としやすい[ささやく根]
     忘れられた交差路・幼虫の家が面する吹き抜けの天井:要カマキリの爪
     祖先の墓・天井から光が差している箇所を壊して入る:要統治者の翼

    ●夢版のボス難易度(私見)
    白い騎士(フンコロ騎士)<失われた同胞(壊れた器)<<ゾート<<ソウルの圧政者(ソウルの師)<<<絶望の騎士(偽りの騎士)<<<<悪夢の王(グリム)

    [白い騎士]:運要素が強いため、立ち回りに自信がなく無策でも何度かやれば勝ち目のあるタイプのボスです。1回目に倒した地点から右に進んでダイブすると隠し通路があり、その左奥にいます。

    [失われた同胞]:雑魚が出たら優先して倒し、手が空いたら本体を攻撃。夢の世界に入ったら左から落ちる近道を覚えると通うのが楽になります。

    1回目なら上記のどちらかがオススメです。

    白い宮殿をクリアする

    真エンド手順2

    白い宮殿に関しては別記事『白い宮殿・地図と攻略』に詳細情報がありますのでご覧ください。

    とにかく[幼虫の歌]と[ハイヴの血]を装備していれば、諦めない限り試合終了にはなりません。疲れたら休み、時には本体をスリープさせて日をまたいでも、続けていればいつか終わります。ちなみにここでの目的は玉座の間で[王の魂]のかけらを獲得することです。拾うと強制的に夢が終わるので、観光は先に済ませておきましょう。

    地図にもやり方を書きましたし、攻略動画も多数ネットにありますが、各場面で自分なりのやり方を模索する方が再現性が高く、クリアが近くなると思います。動画は大体上手な人なので真似できないことが多く、自由度の高いこのゲームでは正解はひとつではないからです。

    白い宮殿用おすすめチャームセット
    [ハイヴの血・幼虫の歌・速駆け師・健脚の師]・○○○

    [  ]内は必須、残ったスロットはお好みで。スロットは最大で3つ余ります。1回目ならグリムが倒せていなくても問題ありません。下突きが下手な僕はリーチが伸びる[長い釘]で判定を広くして早めに出すことで多少ですが失敗しにくくなると感じました。気休めかもしれません。

    造反者の長を倒す

    真エンド手順3

    (女王の庭左上・要[影の衣])

    下準備

    前線基地・夢見の門設置

    初見で倒せば関係ありませんが、問題は破れた場合です。ベンチからこの場所まで歩いて来て影を回収するのが苦行です。上のプラットフォームに上がるとシャッターが閉まってボス戦開始となりますので、その前に一段下のこの位置↓に夢見の門を設置しちゃいましょう。そして、好きなベンチに座って位置セーブします。オススメは近くてソウル回復もできる交差路の温泉です。そもそも移動のためのチャームと戦うためのチャームが微妙に違う([鋭利な影]はダッシュ距離が伸びて途中のアスレチックが却って難しい)ので、ベンチに座って付け替えたいところです。 

    真エンド手順0
    ここに夢見の門を設置しておくと負けても安心
    チャーム[鋭利な影]取得

    影の衣さえあれば勝てる相手ではありますが、[暗闇の巣]で入手するチャーム[鋭利な影]があると有利に戦えます。無傷ですれ違いながら敵にはダメージを与えるチャームです。このボス戦のために開発されたチャームとしか言いようがありません。

    [戦い方]

    2ダメージの突進と斜め急降下を多用してきますので、影の衣と鋭利な影ですれ違って回避と攻撃を同時に行います。影の衣は一度使うと次に使えるまでに一定時間のチャージ?が必要なので、使える状態にあるか常に気にかけておきましょう。使用OKになると黒いしずくのようなものが出て分かります。チャームで体力を伸ばしてのゴリ押しも可。

    距離を取りすぎるとサインカーブの魔法弾を使ってきますので、バルダーの殻かウヌの形があれば回復チャンス。通常ではスキが少ないので欲張らず1回ずつ殴ります。必殺技ならクイックで強いシオ先生のグレートスラッシュ。必殺技を使うなら[釘師の栄光]をお忘れなく。

    ある程度体力が減ると、一撃2ダメージで全画面を移動する衝撃波を使ってきます。これは影の衣ですり抜けない限り絶対に喰らうので、不用意にダッシュを連発しないこと。すり抜けたら懐に飛び込んでたくさん殴るチャンスです。

    クロース先輩を戦死させない方法については別記事『クロース生存ルート』をご覧ください。

    白いレディに会う

    真エンド手順4

    [王の魂のかけら]を獲得 ー[王の魂]完成

    造反者の長を倒したら、先に進んで行き止まりの建物に入ります。奥にいる大きな女性に話しかけると[王の魂]のかけらを獲得。2)の白い宮殿が終わっていればチャーム[王の魂]が完成します。

    [王の魂]はフィールドにいる状態でもソウルがバリバリ回復する強力なチャームですが、次の過程5)で失います。闘技場など、これを使ってやりたいことがある場合は、5)に進む前に済ませましょう。

    アビスのさらに下へ

    真エンド手順5

     [虚無の心]獲得

    アビスに戻ります。王の魂が完成している状態で一番下まで降りると、さらに下に行ける穴が開きます。進むと自分が生まれたらしい卵があり、過去を追体験します。おそらく使命を思い出して、あるいは決意を新たに、あるいはもっと大きな意志のもとに[王の魂]が[虚無の心]に変化します。

    ホロウナイト戦

    真エンド手順6

    「バッドエンド」と同じように始まりますが、違うのは、ある程度ダメージを与えると、ホーネットが参戦してくることです。常に距離を取り、懐疑的な態度を崩さなかった彼女の心をついに動かしたことを知る、熱い瞬間です。最初から来いよ…。ホーネットの一撃でナイトから夢が溢れ出すので、夢の釘を使います。ちなみに、ここで気にせずナイトを倒すと通常のバッドエンドよりもさらに胸糞の悪いパワーアップ・バッドエンドになります。ええ、最初必死すぎてやっちまいましたよ…。

    ラディアンス戦

    真エンド手順7

    全ての攻撃が2ダメージです。最初のうちはあっという間に終わってしまうでしょう。でも、このゲームにおいて全てがそうであるように、何度も繰り返すことで必ず自分の中で何かが改善されていくので、諦めなければいつか勝てます。日を改めて英気を養うことも有効です。気長に頑張りましょう。ついにやっつけた時の感動はプライスレスです。

    すぐに敗退すると練習もままならない上、ホロウナイト戦からやり直しなので、慣れるまではHPを増やす系のチャームでHPをモリモリ盛って、少しでも長く戦場に立っていられるようにするといいです。全5段階ありますが、各段階での攻撃はランダムなので、運要素も少なからずあります。敵は浮いているのでアビスの叫びが当てやすく、よく効きます。また、ダッシュでの回避が必要な攻撃を多用してきますのでダッシュの間隔が短くなるチャーム[速駆け師]があると回避の助けになります。

    [第1段階] 横槍、放射槍、三連放射ビーム、魔法弾、全画面横断光帯、ダメージ床
    横槍:ダッシュの無敵を利用してすれ違うか、すきまを狙ってジャンプ+空中ダッシュでかわす。
    放射槍:夢の戦士ゴーブのものと同じ。ゴーブと違って必ず上にいるので狙いやすい。
    三連放射ビーム:必ず3回続く。光線が細いうちに余裕をもって回避しつつ上にいる敵を何度も殴るチャンス
    魔法弾:ジャンプで避けると弾がいつまでも画面にあるので左右移動で回避するとよい。
    全画面横断光帯:必ず当たるので無敵ダッシュでかわす。
    ダメージ床:出現してすぐは痛くないので余裕をもって避ける(槍の頭が出たら痛い)

    [第2段階] 固定左右ダメージ床+降下槍
    左右にダメージ床が固定されますが、いずれにせよ攻撃したい敵が真ん中にいるので関係ありません。どんどん落ちてくる槍を冷静に左右にかわして隙間に立って上空に止まっている敵を攻撃します。ここが苦手な場合はアビスの叫び連発で次の段階に強制的に持ち込んでもよい。

    [第3段階] 空中戦・横槍、放射槍、三連放射ビーム、魔法弾、全画面横断光帯
    足場が小さくなるのにダメージ床以外の攻撃を全部使ってきます。メナシ同様、無理に追わず回避に専念して攻撃できるところに出現するのを待つのが無難でしょうか。アビスの叫びがよく効きます。

    [第4段階]上空からのビーム
    本体が見えず、上方からのビームのみになったら、このビームを避けながら足場を上へ上へと登っていきます。例によって細いうちは痛くないので冷静にタイミングを見て急いだり待ったりしながら登ります。

    [第5段階]とどめ
    敵に追いついたら迷わず攻撃します。

    エンディング

    お疲れさまでした。初めてなら辛かったのではないでしょうか。でも、ここまで頑張りぬいた自分を誇りに思ってほしいです。これでこの世界が汚染の恐怖に怯えることは無くなったことでしょう。

    真エンドへ道のりは腕前が残念な僕には辛すぎました。白い宮殿は長大すぎ、ラディアンスは強大すぎました。それでもその過程で明かされた物語は、このゲームを理解する上では欠かせないものですし、それまでが前座に過ぎなかったと感じるほど強烈な印象を残すエピソードがちりばめられています。

    器レースで感じる非情さ、絶望。それでもラディアンス戦の第4段階で登っていくと同じように蹴落とされてきた仲間たちも心を一つにして次々に加わって上がっていくシーンなど、胸が熱くなります。そして、額にヒビの入った初代器と手に手を取っての最後の一撃。思い出しても感動で泣きそうです。

    そう、キツかったですが、辛かった体験を通してハロウネストの苦しみを疑似体験したのだと、今は思っています。簡単だったら、すぐクリアしてしまったら、そんなに長い間その世界について思いを巡らすことも、それに従って自分の中で共感と思い入れを、こうまで育む機会を得られなかったことでしょう。そういう意味で振り返ってみれば、普通のプレイヤーが、苦しみながらも少しずつ進んで、なんとかクリアできる、絶妙なバランスに調整されていることに脱帽します。つくづく傑作です。

    ところで宮殿がキツすぎたため、ゲームはもちろん実生活においても、「白い宮殿に比べれば大した苦労ではない」と、逆境に耐える根性がついたのが、嬉しいボーナスでした。

    関連記事


  • ホロウナイト:真エンドのススメ

    ホロウナイトを倒すと、いわゆる「通常エンド」を迎えます。この結末に爽快感や達成感を覚える人っているんでしょうか。僕はダメでした。正直な感想は「うわー…」でした。こんな悲惨な目に遭うためにトゲトゲワールドを耐え抜いてきたのか、と。

    「通常」ということになっているので、ここで止めてしまう人も少なくないはずです。そのような人にとって、このゲームは「なんかダークで救いのない雰囲気ゲー」との印象しか残さないかもしれません。本当はもっと先があるのに。むしろ、そこからが本題なのに。

    ハロウネスト全体として見れば当面の汚染は食い止められたものの、肝心の汚染源がそのままなので、呪われた王国は忌まわしいループをまた繰り返すことになります。主人公は真っ暗な部屋に吊るされた孤独の中、内側から蝕まれながら「これじゃだめだ。次こそ英雄が現れますように」と願うしかありません。希望を次につなぐ役割は、とりあえず果たしました。そういう意味では、やはり英雄なんです。

    全てを大団円に導くたった一人の英雄になれなくても、できることはあります。いつの日か、ついにその傑出した英雄が現れて王国に救済がもたらされた時、それまでの時間を稼いだ何人もの器No. xがいたことは忘れ去られてしまうでしょう。それでも、その存在がなければ勝利はなかったのです。誰にも感謝どころか思い出されもしなくても、自分は為すべきことを為したのだからこれでいい、そうした生き方もまた価値あるものではありませんか。そう考えると、この「通常エンド」も深いかもしれません…..

    …でもそれ、真エンドを見て初めて言えることじゃないですかぁあああ!

    わけも分からずクエストアイコン?ぽいものを追って無抵抗の人たちを殴っていたらラスダンっぽいところに入れたので、そこにいたラスボスっぽい奴が自傷行為して気味悪いけど倒したら自分がそいつの代わりになりました。ジ・エンド。ここで止めたらホーネットの言う「悲劇的な構造」も「選択」もチンプンカンプン。話がまるでわかりません。そもそも超絶胸糞悪いです。

    自慢じゃありませんが、僕はゲームが好きですが、お世辞にも上手いとはいえません。ほとんどのゲームは「イージーモード」の「通常エンド」で満足します。真エンドとは、やり込み要素であって、暇かコアな一部の人がやるもの。今でもそう思っています。多くのゲームにおいて、そのような調整になっているからです。

    そうした普通のゲームでは、多くのユーザーが旅を終えると想定されている「通常エンド」の落としどころが適切です。なおかつ「真エンド」は多少の付加価値がつく程度となっており、マニアでなければ苦労に見合わないことが多いです。

    一方ホロウナイトは?

    「通常エンド」では、ほぼ話がわかりません。もったいないし、ゲームデザインの不備さえ疑ってしまいます。でも、もしこれが「バッドエンド」だったら?そもそも想定されている結末が「真エンド」の方だったら?そう考えると全てがストンと納得できます。

    でも真エンドへの道は険しすぎるのでは?思い出してください。このゲームは難易度が高めであることも特色の一つになっています。真エンドのラスボスが連戦でつらい?「神の家」に比べてもつらいでしょうか?白い宮殿が鬼畜?その言葉は「苦難の道」にとっておきましょう。

    「通常エンド」と「真エンド」のエンディングを比べると、スライドショー自体は短いのでバッドエンドと真エンドは「大差ない」かもしれません。でも、ちょっと待ってください。真エンドで得られるものは、果たしてエンディングそのものでしょうか。僕は、そこに至る過程で体験したものではないかと考えます。

    それは、少しずつ明らかになっていく物語であったり、長い長い試練を通して王国と為政者の孤独と悲しみを共有し、それに打ち勝ったことに対する感慨と自信であったり、仲間の信頼を得て共に熱く戦った記憶であったりするのではないでしょうか。そして、「通常エンド」と「真エンド」の間にあるこの部分が、ホロウナイトのキモにして華であると、振り返ればつくづく思います。

    以上を踏まえて、宮殿の第2ゾーンあたりで呪われるリスクを覚悟の上でフォントを大にして言いましょう。

    ホロウナイトの「通常エンド」は「バッドエンド!」このゲームが好きなら「真エンド」を目指すべきです!

    大丈夫、「神の家」は人を選ぶと思いますが、真エンドは並よりやや劣る腕前の僕でもできました。次回は手順を解説します。別記事『真エンド手順』へ

    真エンドのススメ

    関連記事