僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

大義名分・ホロウナイト漫画日記

ホロウナイト、もう何周やったか分からなくなった。せっかく別エンディングを見るために別データを作らなくていい親切設計なのに、最初からやるのはなぜか。下手だから、まだまだ伸び代があり、毎回どこかしら改善しているのが楽しいからだ。苦痛のトゲをとる所なんか、最初は泣きに泣いたが、いつの頃からか平気になった。しかし油断するとブシューとなって、「容赦ねーな!」と喜んだりする。あれで序盤だからなあ。

シオ先生の家までのトゲトゲアプローチ、女王の駅のかけら、水晶の塚、水晶の心臓。ボスと違って特訓しているわけではないのに、毎回少しずつ楽になっていくのは、ジャンプ、ダッシュ、その組み合わせなどの基本操作が少しずつ改善されているからだと思う。が、あまりにも地味な変化なのだろう、自分でも前回と何が変わったか分からない。なのに結果が違うのでビックリすることもある。

ボスはもう少しわかりやすく、ボコボコにされながらも何度も何度も何度もやっていると、敵の攻撃の種類を覚え、かわし方を覚え、次に攻撃できるタイミングを発見していく。そして1ダウン取れるようになり、それが2ダウンになり…と改善していく。

余裕が出てくると、必死すぎた頃は気づかなかった景色、音楽、伏線などに気づくのも楽しみの一つ。1周だけでは分からないことが多すぎる物語の細部が、ひいては全貌が少しずつ見えてくる。各地の石碑や狩猟の書を読み、多くの人に話を聞いてようやく分かることがある。

自分がホーネットを倒せず一度投げ出した時、プレイ時間はその時既に20時間を超えていた。正直、下手くそだ。1面もクリアできずに放棄したゲームは数えきれないほどある。そういうゲームは、何度やっても大差なかった。ホロウナイトには、ボコボコにされてなお、戻りたくなる魅力がある。そして、頑張っていると何かが自分の中で育っていく。それを感じると病みつきになる。何かをコンプリートする、といった「やりこみ要素のためのやりこみ要素」にはない、やりこむ楽しさ、が、そこにはある。

でもね。ちょっと周囲の目がね。気になるんだよね。そんな時やり直す理由があると堂々と遊べていいんだよね。

大義名分・ホロウナイト漫画日記
悪いことはしていない!でも居心地悪くて…

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