僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

Fallout漫画日記4・ステ振り

スカイリムでは好きなこと、得意なことを繰り返しているとそのスキルのレベルが上がり、気がつけば自分らしい自分に成長していく、言わば「好きこそ物の上手なれ」システムが採用されています。得意なスキルが上がることで全体のレベルが上がり、それでツリーを伸ばしていくという、とても自然で楽な、いいシステムだと思います。

が、反面、自分があまりやらないような分野をやってみたい場合、そのスキルを磨くのに結構苦労することになります。例を挙げれば僕は魔法を全然使いこなせません。一度は立派な魔法使いを目指してみたものの、下手すぎて効果が上がらず、効果が上がらないとスキルも上がりません。仕方ないので得意な開錠や弓でレベルを稼ぎ、トレーナーに魔法のレベルを上げてもらうためにいつも金欠という、本末転倒な上に地獄の自転車操業だったため、志半ばで挫折しました。

Falloutでは逆に全てユーザーが決めて意図的に成長を計画していくことが求められるシステムです。最初はどの能力やスキルが自分に向いているのかわからないので、僕のように当てずっぽうにステ振りすると無意味にハードになったりします。

でも、手探りだからこそ、テキトーにやっていて、ある時手応えがあると、嬉しいものです。思いがけず金脈を掘り当てたような感激です。

Fallout漫画日記・ステ振り
たわけたスキルツリーは全項目アニメーションになっていてすごいですよね

とりあえずFPSのように自分で狙うと弾がいくらあっても足りないのでVAT(自動照準システム)を使う以上、VATでの行動ポイントに直接影響する敏捷性(agility)と、その命中率に影響する知覚(perception)を上げると戦闘が格段に楽になることがわかったので(=たくさん撃てる、よく当たる)、今回はもうちょっと先に進めるかもしれません!

スカイリムと違ってFalloutが楽なのは、敵を倒すことで経験値が得られるため、稼いで挽回しやすいという点です。そのあたりは普通のRPGの感覚です。スカイリムの方がテーブルトークのような厳格さと、それゆえの難しさを持っているように思います。スカイリムはガチのファンタジーなので、それが風格となり、合っているのですが。

自分で全て決められるということは、一方で、自分らしくない自分をデザインすることができる、ということでもあります。例えば僕は重火器はほとんど使いませんが、敵を倒して得たポイントを注ぎ込むことで重火器が主力のキャラを数値として作ることは可能です。隠密が苦手でも、その関連パークをバリバリ獲得していけば、それなりの忍びの者にはなれたりします。

スカイリムと比べてどっちがいい、とは言いません。違うので、どちらも楽しい、それだけです。僕はFalloutはスカイリムの表面的な部分だけをレトロSF風にしたもので、システムは同じだろうと思っていたので、いい意味で予想外でビックリしました。

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