僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

ドラクエビルダーズ2:破壊神シドーと高すぎるDLC

ドラクエビルダーズ2がようやく値下がりしたのかと思ったら水族館パックとかいうDLC(追加コンテンツ)だった。

しかしなんでまた釣りなんだ。これから暑くなるからか。またレア種とかコンプとか、そういうのか。やる方もいい加減飽きないのか。ゲームに釣りを持ち込んだのは時のオカリナだろうか。当時は物珍しかったかもしれないが、伝統という名の思考停止によりその後のトワプリでも、DSでは海釣りもさせられたっけな…(遠い目)。

正直、苦痛だった。今も神ゲーだと思っている大神でさえもあったなあ(白目)。自分ワンコなのに魚釣り…。今はジャンルを問わず和ゲーでは釣りが入っているのがデフォみたいになっていて、食傷気味だ。

それにしても、この内容で1300円とか高くないか。洋ゲーなら中堅以上の本体が買える値段だが、和ゲーオンリーのユーザーは、麻痺していいるか騙されているか誤魔化されていないか?そりゃ洋ゲーは大きく外すこともあるし、独特のバタ臭さみたいなものはあるし、好みは分かれるだろうが、和ゲーだってそんなに均質良質というわけでもない。外れる時はきっちり外れる。しかし値段が高いので外した時のダメージがでかい。和ゲー専門だと色々損しているような気がするんだが、少なくとも経済的に損していることは間違いない気がする。

洋ゲーは「えっ、こんなすごいDLC無料でいいの?応援したいんで、むしろ売ってください」みたいのが多い一方で、日本のゲームは「えっ、これが有料?」と驚かされることは珍しくない。PSストアのセールでゲームを物色しようにも追加アイテムが多すぎるて閲覧に支障をきたすので、「本編のみ」「追加コンテンツ」というボタンがあらかじめ用意されているほどだ。

何でもタダでよこせ、などと乞食根性を出すつもりはない。どっちかっつーといいものには喜んで対価を払いたいのだ。次を作って欲しいから。どうしても追加コンテンツで集金したいなら、魅力的なものにしてもらわないと。あるいは婉曲的な寄付。表情やモーション、戦闘能力に影響のない服やアバターなどの追加アイテムは趣味の領域であり、半分寄付みたいな側面があると思うので、ファンが買えばいいだけのことで、むしろファンが効率的にサポートできるようにどんどんやればいい。

そうではなく、ゲームプレイに直接の影響がある強い武器だとか消耗品、ゲームそのものの拡張である今回取り上げたビルダーズ2の水族館のような小規模DLCがいちいち有料で、しかも高いのは国産ゲームの悪い特徴だ。ビルダーズ2を例に出したので、同じ建築系でいうとポータルナイツは何度か大規模なアプデで追加コンテンツが来たが、全て無料だった。クリスマス、ハロウィン、イースター(今真っ最中)などの季節のイベントは、その時期になると自動的に配信される。ビルダーズ2は正月パックなる門松なんかのDLCが700円だったそうだ。 

元祖マインクラフトも時々無料アプデが来る。国産ゲームの、このセコさは何だろうと考えると、日本のゲーム会社は大きくなりすぎていることが原因の一つとしてまず思いつく。ソシャゲのガチャが儲かりすぎて、楽に稼ごうという癖がついてしまったのもあるかもしれない。そのソシャゲが衰退のきざしを見せているので、減収に備えてコンシューマーの利益を増やそうと必死なのかもしれない。

美味しいパン屋さんも支店を出したり、デパートに卸したりし始めると味が落ちるもんね。3DCG時代がきて小さな所帯ではディスクを埋められなくなり、会社が大きくなった。大きくなると、やる気がない人間も紛れ込むし、それでも社員は養わなきゃいけないからな。年末にゲームが進行不能になる致命的なバグがある状態のままクリスマス商戦に乗せてきたのも、全ては社員のボーナスのためと考えば、説明がつく。そうだよね、大変だよね…とか、台所事情を想像させないでくれ。同情させないでくれ。ゲームは夢を売るものではなかったか。

ドラクエビルダーズ2そのものについても言いたいことがいっぱいある。が、長くなるのでまた今度。

ドラクエビルダーズ2:破壊神シドーと高すぎるDLC(漫画)
まあ強制ではないんだし…

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