僕とサブローちゃんが統計の本になりました!

Automatorで大量画像を自動で一括サイズ変更 [図解]

おかでさまで白い宮殿第1エリアに続き第2エリアの地図も予定通り完成し、このブログを始めるきっかけとなってごく初期からある最終エリアの地図を含めて白い宮殿の地図が揃ったことを嬉しく思います。

真エンド推奨派としては、その行程のキモとなる宮殿の最難関である最終エリアの地図は早々に作ったものの、その前の関門である第1・第2エリアが未着手という点が永らく気にはなっていました。が、どうも腰が重くて上がらなかったのです。

というのも、地図を描く以上、できる限り正確に描いて全体像を拝みたいという強い欲求があるため、攻略しながら動画やスクショを撮るのは当然として、その処理が面倒なんです。細切れの場面をつなぎながら、動画から必要に応じてさらに静止画を切り出していくとその数は膨大になります。

そして、1枚1枚の画像サイズがいちいち高解像度で巨大です。1枚1枚開いて、まず画像を幅400程度の粗い画像にします。1枚1枚です。

全部開いて画像処理ソフトでレイヤーに乗っけて一括でサイズ変更することも考えましたが、数十枚もレイヤーに仮置きするにはメモリが足りそうにありません。

だから1枚1枚やるしかないですよね。はぁ。しょうがないけど必要なステップなのでグチたれていると…。

automatorで画像一括処理((mac)漫画1

というわけで、今後も何かと使いそうな画像の大量処理をMacに元々あるAutomatorというアプリで自動で片付ける方法を教わることになりました。

自分が忘れそうなので手順を記録しておきたいのと、僕のようにせっかくMac使っているのにこの便利な機能を使ったことがない人の役に立つかもしれないので記事にしておくことにします。

Automatorの使い方 [大量の画像ファイルのサイズを一括変更して連番もつける]

1)Automatorを起動します。アプリケーションフォルダの中にあります。LaunchPadにも入っています。なければページをめくって探します。

2)起動すると、いきなりこういう画面が出て一見さんとゲームと勘違いした人を困らせてきますが、ひるまず「新規書類」をクリックします

automatorで画像を一括処理(mac)図版1
つっけんどんですが、ひるまず左下の「新規書類」をクリック

 3)すると次はこんなウィンドウが出ます。歯車アイコンの「クイックアクション」をクリックして反転させたら右下の「選択」をクリック。 

automatorで画像を一括処理(mac)図版2

4)ようやく作業画面です。右上にある各種の設定はそのままでいいです。

赤く囲んだ部分が、自動化できる作業の一覧です。スクロールすると実にたくさんあってハマるとやみつきになりそうです。このリストの中から必要な機能を選んでは右にドロップして作業を組み立てていきます。実際にスクショを希望サイズに一括変更するクイックアクションを作ってみましょう。

automatorで画像を一括処理(mac)図版3

 5)まず大量のスクショの名前が長すぎるので簡潔な名前にして、さらに連番もつけて探しやすいようにしたいので機能リストで最初から見えている「Finder項目の名前を変更」を右のグレーのエリアまで運びます。

automatorで画像を一括処理(mac)図版4

6)するとこんなウィンドウでビビらせてきますが、要は上書きするか、新しくファイルを作るか訊いてますので、安全のため「追加」を選びます。

automatorで画像を一括処理(mac)図版5
automatorで画像一括処理((mac)漫画2

7)すると↓のようになります。自分で入れた「名前の変更」と、ロボたんのおすすめで入れた「ファイルの複製」がやることリストに加わりました。

automatorで画像を一括処理(mac)図版6

上図のデフォルトのままではスクショと同じような日時の名前がついたファイルがデスクトップにダラダラできてしまうので、保存先のフォルダを指定します。それ用に自明な名前のフォルダを作ると便利です。

保存先の「デスクトップ」になっているプルダウンをクリックして、適切な保存先がない場合は「その他」を選んでフォルダを指定します。僕はあらかじめ作っておいた新しいフォルダ「スクショ400」を指定します。400幅にしたスクショという意味です。下絵にするならこれくらいで十分なので末長く使えそうです。

それから名前をどう書き換えるか指定します。まず「日付または時刻を追加」になっているプルダウンをクリックして「連番つきの名前にする」を選びます。オリジナルの長すぎる「スクリーンショット 2020-05-01 10.35.01」みたいな 名前には未練もないのでプルダウンの右にある「新しい名前」ボタンを押して有効になった枠に新しいな名前「スクショ400」と書き込み、それに連番をつけてもらいます。

あとは連番を名前の前後どちらにつけるかとか、ハイフンやアンダースコアで区切るかとか、連番のケタをどうするか、とか好みに応じた細かい設定ができるようになっています。僕のはこうなりました。

automatorで画像を一括処理(mac)図版7

左下の例で合成されるファイル名を確認します。新しいファイルはスクショ400-01.pngとか jpgとかになります。これでよさそうです。

 8)では、いよいよ肝心の画像サイズの変更にかかります。できることリストの一番上にはないので、スクロールして「イメージのサイズ調整」探してドロップします。

またさっきの「Finder項目をコピー」アクションを追加するか聞いてきます。今回は「追加しない」を選びます。もうオリジナルから一度コピーしてありますからバックアップは必要ありません。

サイズの指定をします。「サイズ(ピクセル)指定」のデフォルトのまま、400と指定します。プルダウンには%指定もあります。

こうなりました。

automatorで画像を一括処理(mac)図版8

これでロボたんにやってもらう作業の指定は終わりました。あとはファインダーからいつでも呼び出せるようにこのクイックアクションに名前をつけて保存するだけです。

9)上のメニューバーの「ファイル」から保存を選び、名前をつけます。具体的で自明な名前がいいです。僕は「画像400連番」にしました。

10)Automatorを終了して、実際に画像ファイル群を処理してもらいましょう。 間違いがあると怖いので5枚くらいのでやってみます。ホロウナイトの好きな場面が数枚入ったフォルダ。このへんがテストに良さそうです。元ファイルの大きさが1920あることを確認します。 

automatorで画像を一括処理(mac)図版9

11)フォルダ内のファイルを全部選択して右クリック(コントロール+クリックでもよい)し、クイックアクションを選ぶと、見覚えのある名前があるので選びます。

automator使い方L

12)数枚だとあっという間に終わってしまってよくわかりませんが、変更後のフォルダ格納先として指定したスクショ400をチェックしましょう。

automatorで画像を一括処理(mac)図版11

指定した通りスクショ400というフォルダにスクショ400-01から連番のついたファイルが横幅400になって入ってます。完璧です。さすがロボたん!ありがとうロボたん!

automatorで画像一括処理((mac)漫画3

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